2011

3月28日

 

オビラメの会ミニシンポジウム in 札幌

「20年ぶりに遡上確認! 幻の魚イトウの尻別川での自然繁殖」に行って来ました。

内容を簡単に説明すると

 

1.放流個体のモニタリング

   今まで、イトウの会が放流したイトウが、50㎝前後に成長していると報告された。

   また、尻別川のイトウが成熟するサイズは約90㎝であること。

   他河川は約70㎝程度であると報告された。

   したがって、放流されたイトウが産卵遡上するためには、まだ数年かかると思われるとのこと。

2.天然産卵魚の行動観察。及び、稚魚の育成状況

   空知川や猿払川のイトウより、成長が早いとの報告があった。

   稚魚が育つためには、河畔林等のカバーが必要であること。

   人工的に護岸されていてもカバーがあれば、育つとのこと。

   但し、産卵するためには、流速・石の大きさ・水深が関係するとのこと。

   今回の天然産卵は河川環境が悪く、仕方なく産卵されているとのこと。

   したがって、死卵が多いと報告された。

3.尻別イトウ保護現状の課題

   情報を共有し、みんなの目で守る(総合監視)が必要との見解が話された。

   産卵時期の自粛、釣り人のモラル、自治体との協力が必要不可欠。

   空知川は法律により産卵時期に釣り規制されたことにより、産卵床が増えたとの報告がされた。

 

その他、行政がイトウについて、あまりかかわりたくないとの話があった。

これが、イトウの現在の状態にした本当の姿ではないのかと感じた。

 

4月24日(日) イトウについての講座があります。

 演題:世界のイトウ、北海道のイトウ、尻別川のイトウ

 講師:川村 洋司 氏

 場所:倶知安風土館(倶知安町北6条東7丁目3)

 

私も、出席しようと思ってます。


4月24日

 

支笏湖~DCダム 

 

今年、私のシーズンイン。

毎年恒例、この時期は虎キチ釣り師さんとフローターで止水を攻める。

 

先ず、支笏湖へ。 ん~釣れない・・・。

相変わらず支笏湖との相性が悪いようだ・・・。

午後から、DCダムへ移動。

ここも状況は変わらず。

 

終わりの時間が近づいてきた。

遠くに目をやると、熊が!

どうやら、水を飲みに来たようだ。

写真を撮り、その直後、最後に漸くブラウン50オーバー。

ランディングが終わり、熊の様子を確認すると、既にいなくなっていた。

 

今シーズンは、どんな釣果が得られるだろう?


4月30日

 

DAダムDDダムDCダム

 

天気予報では、気温が高くなるとの予報。

前回より、薄着にしたつもりだったが、実際予想以上に暑かった・・・。

この季節なのに、汗が滴る。

ポイントに着いて上着を脱ぐ。

ウェーダーも、ネオプレーンでは暑すぎた・・・。

でも、透き通る水面を見ていると、暑さも忘れる。

 

ミノーは 「ST Minnow フクドジョウ」 

一投目、二投目共に反応なし。

三投目・・・60クラスのブラウンが追ってきた。

そして、回り込んで頭に喰いついた。が、乗らなかった・・・。

カラーを変えたが・・・。

残念ながら、二度目の追いはなかった。

 

あるポイントに着いて、カケアガリを狙い斜めにキャスト。

また60クラスのブラウンが追ってきたが、付いてくるだけ・・・。

そのまま、私の前をスルー・・・。 大きい!

 

暫く、追ってくるだけのパターンが続く。

漸くアタリ。

目の前でジャンプを繰り返す。

バレないでほしいと願う。

10回位ジャンプしただろうか。

バレることなくキャッチ!50オーバー。

次のポイントへ移動。

ルアーを 「ST Minnow PBOB」 に変えた。

そして、キャスト。追ってくる。

「デカイ!」 70クラス。

またも、追ってくるだけ・・・。

しかし、足元で定位している。

それにしても太い。

チャンスとばかり、ミノーを変えるが、

私の誘いには乗らず、去っていった・・・。

 

場所をDDダムに移動。

インレットでキタ!なかなかのサイズ!

ファイト中、フッとテンションがなくなった。

ヤツはこっちへ向かってきた。

バレたのか・・・?

ラインを急いで巻き取りバレていないことが確認できた。

 

ブラウントラウト50オーバー。


5月4日

 

千歳川

 

今日は雨のち曇りの予報。 午後から近場へ釣りに行くことに。

大好きなラーメン屋 「いせのじょう」 で、しょうゆラーメンを食べいざ出発。

36号線はゴールデンウィークの影響で渋滞。

我慢できず北広島から高速に乗った。

やはり高速は速く、渋滞もない。

あっと言う間に着いた。

この川は、いつも通る度にいつか釣りたいと思っていた。

 

釣り人が絶えず居る。

相当スレていると思われる。

簡単に釣れるのか? それとも難しいのか?

「今日は楽しめればいいや!」 ←それなりのトラウトが釣れないと満足するはずがない私・・・。

 

何処を釣っていいのか分からないため、高速道路の近辺を上流から釣り始めた。

ん~渋い・・・。 手前は護岸されているので対岸を狙う。

単調な流れの中、僅かなポイントを狙い 漸くヒット! が、チビブラウン・・・。

その後も同様・・・。 時間はもう17時。

帰ろうか? それとも、少し上流へ移動して夕マズメまで頑張るか?

釣果が思わしくないため、上流へ移動。

何かヒントを得るまで諦めません!

 

上流へ到着し、川に入る。

先程のポイントとは違い、流れの変化が多い。

グッドなポイントが目の前に現れた。 が、無反応・・・。

3m位下流で、豪快に綺麗なブラウンが、あざ笑うかのようにジャンプ!

それも60クラス・・・。 悔しいがアタリは無い・・・。

 

時間的に最後のポイントにやって来た。

最初に選んだのが 「ST Minnow PBOB」 しかし、無反応・・・。

次に選んだのが 「JZ Minnow WA」 これも、反応無し・・・。

どうしよう・・・。 諦めの悪い私。 「ST Minnow フクドジョウブラック」  に変え

一投目。 弧を描きながら着水。 リトリーブ、トィッチング、「ドン!」

それなりのサイズ。 底へ底へとファイトする。 近くに来ると真っ赤な魚体!

「何なんだ!」 と思っているうちに、ランディング。

 

ブラウン50オーバー!

 

こんなブラウン見たこと無い。 いい記念のブラウン。

満足して、帰路へ。


5月7日

 

支笏湖

 

今日も、虎キチ釣り師さんとフローター。

2005年からフローターを始め、思うような釣果が出せていない。

北海道でフローター人口が減っているのは、その影響だと思う。

フローターでのタクティクスが確立されていないのがその理由。(フライは除く)

毎回工夫をこらしているが、結果が出ない・・・。

丘っぱりでは、手の出せないポイントで釣ることが出来るのだが・・・。

 

朝、4時出発。 天気は朝から雨・・・。

気分はトーンダウンするも頑張るぞ~!

 

現地到着。 虎キチ釣り師さんは最近、支笏湖の攻略がめざましく進歩している。

それにあやからろうと思っている私。 もうそろそろ結果を出したい。

 

それにしても、支笏湖の透明度は素晴らしい!

フローターで浮かんでいてつくづくそう思う。

このポイントは虎キチ釣り師さんが、前回ブラウン64をランディングしているポイント。

いやおうにも期待が高まる。 しかし、思うように行かないのが現実・・・。

それにしても、今日は寒い。 フル装備してきたのだが・・・。

 

暫くして、竿先が絞り込まれた! 「キタ!」 合わせる。

大きいのは分かったが、50オーバー? 60オーバー?

底へ底へとファイトする。

しかし、なかなか姿を現さない。

ギラッギラッと魚体が見えてきた。

その姿は、シルバーメタリック!

「デカイ!」 背中はグリーンバック!

楽に60オーバー! イトウかなと思うも、ファイトが違う。

そしてランディング。

苦手としていた支笏湖で遂にモンスターブラウンと言えるサイズ!

 

回遊系のブラウン70オーバー!

 

これも虎キチ釣り師さんのお陰。 サンキューです!

それと、ファイト中の写真も撮って頂きありがとう。

 

また次の釣行のために、戦術を考えましょう! 今回は良いヒントになった。


5月22日

 

天塩川

 

今日は、私用で士別へ行った。

行ったついでに、天塩川でニジマスでも釣れたらな~と思い、

夕方、数ヶ所行ってみた。

 

先ず、一つ目のポイント。

ここは、お気に入りのポイントではあるが、今までランディングできたことがない。

今回も、3回バイトがあったが、フッキングしなかった。

サイズは、30~40位かな? 魚種は不明。

 

二つ目のポイント、ここは初めて来た。 が、ノーバイト・・・。

 

三つ目のポイント、ミノー交換4本目でやっとヒット!

嬉しい! ギラッギラッと魚体がきらめく。

そして、ランディング。

 

シルバーメタリックなアメマス40オーバー

 

私にとって、ニジマスを釣るより遥かに確率が低い魚。 嬉しさ2倍!

同じポイントで、またヒット! 先程より大きいが、バレ・・・。

 

その後、2ヶ所ポイント移動したが、ノーバイト・・・。

 

帰りの車中、ドラマ 「仁」 が終わる頃、到着。


5月27日

 

猿払川A川猿払川

 

イトウを釣り始めてから1年が経ち、今年もまた会いに来た。

 

猿払川へ、朝2時半頃着いて2時間程寝ただろうか。

私の車の横に1台の車が来て、ディーゼル音で目が覚めた。

エンジンも止めずに、川につながっている水溜まりの様なところで、何かを探している・・・。

探し物がなかなか見つからないようで、ウェーダーを履いて水溜まりに入っていった。

私は目を疑った・・・。

探していたのはイトウ。

想像ではあるが、夜釣ったイトウを朝、写真を撮ろうとしたのだろうか?

周りに、寝ている人が私以外にも居るかもしれないのに、エンジンを止めない・・・。

釣っても直ぐリリースしないで、朝まで放置・・・。

あなた達にとってルール・マナーとは?

 

その後、5時から釣り始めた。

最初のポイントに選んだのは、昨年ボイルがあるも全く相手にされなかったポイント。 リベンジ!

もう既に、6人?居る。 挨拶をして、状況を聞いた。

5人組?の人達は、もう既に2匹釣っているそう。

そうこうしているうちに、5人組?の1人にヒット!

ランディングは、岸の砂地に足を使ってずり上げた・・・。

そして、岸の上で撮影・・・。

「オーイ!岸に上げると魚は呼吸出来ないんだぞ~」

ここは、遠浅でランディングしやすい場所。

もっと大切に扱いましょうよ!

さておき、私の方といえばこのポイントでは今回も撃沈・・・。

課題多し・・・。 ポイント移動。

 

このポイントは昨年、猿払川のイトウについて勉強になったポイント。

前日水位を確認したが、昨年より30㎝位少ない。 影響はあるだろうか?

結果的に影響は大きかった・・・。

イトウが見える=釣り人は見られている。

自分の気配を消すも・・・。

移動していると、足元にシマヘビが。

過去にもこの時期に、渓流で良く蛇を見た。

日光浴しているのだ。

イトウもゆうゆうと泳いでいるが、私のロッドに反応はない。 ここも撃沈。

気を取り直して、早めの昼食。 そしてA川へ移動。

ルアーフィシャーが、二人戻ってきた。

その一人に話を聞いた。 厳しいとのこと。

私も準備をし、釣り上がった。 イトウのボイルや、魚自体も見えるが、反応はない。

ある場所から、JZ Minnow WAに変え釣り上がった。

あるポイントで追ってくる。 そして、回り込んで頭に喰らいついた。 が、残念ながら乗らなかった・・・。

その後も、反応はなく、再び猿払川のいつものポイントへ移動。

 

釣り始めて直ぐ、JZ Minnow WAの尾からイトウが喰いついた!合わせる。 しかしフッキングせず・・・。

やってしまった・・・。 喰いついたと思って合わせてしまった・・・。 乗ってから合わせなかったのが原因・・・。

いつも心しているのだが・・・。 喰いつく瞬間を見てしまうと、反射的に合わせてしまう。 反省・・・。

 

気を取り直し、また狙う。 そして、ミノーに違和感を感じた!

合わせる。ロッドが弧を描く。 イトウだ!

今年の初イトウ! ファイトシーンの写真を撮り、ランディングポイントまで移動し、無事ランディング。

嬉しい!本当に嬉しい! JZ Minnow WAで釣った! 70オーバー。

きっと、JZ Minnow TOでは、もっと簡単に釣れると思う。 が、まだ思うような動きが出来ていない・・・。

5月28日

 

天塩川F川G川

 

夜、天塩川へ移動した。 道の駅で車中泊。 翌朝5時に目が覚めた。

4時半に目覚ましをかけたのだが、全く気が付かなかった。

 

昨年、大物を掛けた場所から攻めた。 が、全く反応がない。

あるポイントで、フライフィッシャーに挨拶をし、色々話を聞かせていただいた。

その後、4ヶ所のポイントを攻めるもノーバイト。 相変わらず、本流は手強い。

4ヶ所目のポイントで、もう蚊がいた。 随分早いですね~。 今年はしっかり、蚊対策をしますよ!

 

昨年、良く釣ったF川へ移動。 しかし、イトウの姿が見られない。 いったい何処に居るのですか?

 

G川へ移動。 この川は初めて来た。

地元のフライフィッシャーと話をした。 その後、私は対岸へ移動し、釣り始めた。

しかし、反応はなく、ポイント移動を繰り返す。 そして、タイムオーバー。 本日はボーズです・・・。

車に戻り、帰り仕度をしているとき、近くにいたフライフィッシャーと話をした。

色々、この川のことやイトウのことについて話しているうちに、イトウのランディングの仕方に共感した。

そのSさんの釣りスタイルには、市販品にはないデザインと大きいネットを必要としていた。

Sさんの製作依頼を受けることとし、帰路へ。

今日はボーズだったが、色々話を聞かせていただき、有意義な一日であった。


6月12日

 

G川

 

今回の釣行の目的は、イトウを狙うのは、当然だが、

依頼されたSさんのランディングネットの試作品を見て頂くこと。

 

朝4時過ぎに釣り始めた。 最初に選択したミノーには、反応は全くなかった。

ミノーを交換し、1投目、来ましたね! イトウ君。

無事、ランディング。 80㎝ジャスト。 嬉しい、G川で初イトウ!

 

その後、Sさんと合流。 ランディングネットの試作品を見てもらい、OKを頂いた。

これから、クリップ材を購入し、本格的に製作に掛かります。

「Sさん、気長に完成まで待ってて下さいね!」

 

釣りの方はその後、全く反応がなく、時間だけが過ぎていく。

午後になって、Sさんが2匹のイトウをランディング。 流石です!

 

最後に話しかけた釣り人に、この川について色々話しを聞いた。

また新しいメゾットを聞きくことができ、とても参考になった。

この場をお借りて感謝申し上げます。


6月26日

 

天塩川F川天塩川

 

天塩川で瀬のイトウが釣りたい。 昨年からの目標・・・。

昨年、天塩川イトウ狙いの初日に、ガンガン瀬でイトウをバラシてから、全く音沙汰無し・・・。

今年こそと思い、今日も瀬に立つ。

 

二つ目の瀬を釣り終わり、車に戻ると一人のフライフィッシャーが釣りの準備をしていた。

色々な話を聞き、とても参考になり、この場をお借りして感謝!

 

ポイントを何度も変え、出会いを待つが、やはり反応はない。

時計を見ると、もう15時。

 

ちょっとだけ、F川の状況を確認しに行った。

水位が少ない。 猿払川も同様だった。 雪が少なかった影響なのか?

実績のあるポイントを攻める。

漸く、1匹のイトウと出会えた。 嬉しい! その他にも、追いが数回あった。

この川は、これからが本番! 今年も期待し、先ずは90オーバー。

 

夕マズメになり、天塩川のあるポイントへ行くと、 先行者が3人いた。

2人が去り、最後までいたルアーフィッシャーに挨拶をすると、話が弾んだ。

このポイントについて、詳しく話してくれ感謝! 暗くなるまでイトウの行動を観察し別れた。

今日は、天塩川のイトウに少しだけ、近づけた感じがした。


7月18日

 

天塩川F川

 

連休中皆さんは、目的のトラウトに出会えましたか?

私は、日曜日に出発し、道の駅で車中泊。 いつものことですが・・・。

 

朝3時20分起床。 早速、天塩川のいつものポイントへ。

先行者が居るか心配だったが、前日雨が降ったため、誰もいません。 チャンスか!

今回はちょっと工夫をしたが、ヒットしたのはウグイ1匹のみ・・・。 その他当たり1回。 魚種不明。

次回は違う攻略を考えるとしよう。

 

場所をF川に移動し、未開拓エリアを攻めてみる、が・・・。

追いが2回あったが、イトウかな・・・。 チビイトウかもしれないが。

結構長い距離を釣り上がったが、魅力的なポイントが無く、駄目エリアかな?

 

ポイント移動し、実績の有る所を攻めるも、チビイトウと、60クラスのイトウの追いが確認できただけ・・・。

 

次のポイントへ行くと、先行者が居る・・・。 しかし、頑張ってみるも、やはり無反応・・・。

 

そして、また未開拓エリアへ。 ちょっとやっただけでパス。 あまりにも細流過ぎて釣りにならない。

 

次に選択したのは、最も信頼の有るポイント。 最初に来たのが、チビイトウ・・・。

しかしこのポイントは、期待を裏切らなかった。 「来た!」 ヤツは上流へ逃げる。

逆転音が心地よいどころの騒ぎではない。 逆転音が加速していく。

圧倒的なパワー! 「ア!」 バレ・・・。 「え~どうして・・・」

逃がした魚は大きいと言うが、あきらかに大物。 この川では、Max83を釣ったことがあるが、

ドラグは、ジーッ ジーッと出るだけ。 今回は間違いなくメータークラス!

掛かりが浅かった様で、姿を見ることが出来なくて、とても残念。

 

その後、本日最後のエリアへ移動。 暫くして、漸くイトウをランディング!

満足出来るサイズではなかったが、写真に納めた。

次回を、楽しみにしている。

イトウ 52㎝
イトウ 52㎝

7月26日

 

天塩川

 

26・27日と代休を取り、ニジマスに会いたくて、本日はイトウではなくニジマス狙いに。

 

11時頃出発し、15時頃最初のポイントへ到着。 昨年とは随分ポイントの状況が変わっていた。

どう攻めようか? あれこれ攻めるがノーバイト・・・。

 

次のポイントへ移動。 ファーストキャスト。 しかし、柳の木に直撃・・・。 ロッドをあおるも外れない・・・。

直接取りに行くことに。 木に登ろうと枝を握り登ろうとしたとき、「バキ」、「バシャン」、全身水中・・・。

急いで起き上がるも、もう既に遅し・・・。 ウェーダーを脱ぎ、水を出し、靴下を絞った。

腹が立つが、自業自得である・・・。 再度木に登って枝を折り、無事回収。

その後、釣りをするも、ノーバイト・・・。

 

ポイント移動。 今迄ここでは、何回かヒットはあるもののランディング出来た事がない。 バラシばかり・・・。

「今日こそは」と思い、今回はST Minnow フクドジョウカラーをセットする。

遂にその時は来た。 合わせる。 それなりのサイズだと確信!

やはりニジマスは楽しい! ジャンプこそしなかったが、パワフルなファイトで楽しませてくれた。

そして、無事ランディング。

 

今シーズン初ニジ、50オーバー! 嬉しいですね!

 

そして、時間的に最後のポイントへ移動。 ここも過去に1回だけ大物を掛けたことがあるが、バレ・・・。

大物が結構いそうなポイントなのだが、対岸かな? しかし、対岸に行くルートが無い。

釣り始めるも、反応が無い。 暫くして 「来た!」 チビニジでした・・・。

 

本日の釣りを終え、明日イトウを狙う為、移動。 いつもの温泉に入り、道の駅で車中泊。

7月27日

 

天塩川F川

 

朝マスメ、あるポイントへ。 前回とちょいと思考を変え、チャレンジするも反応は無い・・・。

イトウがベイトを追う様子が数回であるが確認できた。 しかし、自分のルアーには・・・。

3時間以上、ルアーを変えながら粘るも、残念ながら今回も相手にしてもらえず・・・。

 

F川へ移動。 先ず一つ目のエリア。全く反応が無い・・・。

 

二つ目のエリア。 いつものエリアには反応が無く、そのまま上流へ釣り上がった。

すると、50オーバーのイトウをランディング。

30分後、再びヒット! 満足できるサイズが釣れた。

出来たてのランディングネットで楽にキャッチ!

 

80オーバー。 いいね、このランディングネット!

 

三つ目のエリアでは、反応無し・・・。 前回メータークラスをバラしたエリア。

車まで戻る途中、バラしたイトウがどの程度のサイズかを確認するために、ポイント近くを下った。

すると、ある所でメータークラスのつがいを確認! まさに、前回バラしたイトウと思われる。

流石に迫力がある。 次回もそこに残っていることを願う。

 

4つ目のエリアに移動。 今年初めて入るエリア。 期待していたのだが・・・。

あと1時間程度釣りが出来るが、今日は止めることにした。

 

それにしても、天塩川の瀬のイトウは、いつになったら釣れるのだろう?


8月13日

 

S川

 

今年は帰省時、2人の息子と半日だけの釣り。

2人一緒に小渓流へ連れて行くキャパシティーが無いため、別々に。

今日は、次男の日。 釣り初デビュー! 釣れてくれよと、願う。

 

チビイワナは、コンスタントに釣れる。

しかし、なかなかそれなりのサイズが釣れない・・・。

漸く、30オーバーのアメマスが釣れ、喜んでくれている。

親として、良かったと思う一時。

 

ある砂防ダムで池を作り、そこに釣れたイワナ、アメマスと遊ぶ息子。

やはり、子供。 生き物と遊ぶのが、楽しいのである。

 

サイズはともかく、沢山の魚と出会える環境に感謝!

8月14日

 

ST川

 

今日は、長男との釣行。 この川では、ニジマス狙い。

 

自分は、過去Max43・・・。 50オーバーが狙える川である。

しかし、渇水なので活性が心配。

 

釣り始めからチビイワナ、チビニジが釣れる。

このパターンが続き、なかなか満足のサイズが出ない。

ある大場所でニジマスの50クラスが2匹見える! 暫く観察し、チャンスが!

キャスト! 二匹共追ってきた。 が、バイトせず・・・。

ルアーチェンジし、再度チャンスをうかがう。

キャスト。 一匹がバイトすると思ったが、見破られた・・・。

再度ルアーチェンジ。 が、無反応・・・。

 

ポイント移動。 あるポイントでファーストキャスト!

すると、ピックアップ直前に50クラスが追ってきた!

が、Uターン・・・。

ルアーを変えるも、もう追いは無かった・・・。

 

最後のポイントである砂防下。 右から攻めるも・・・。 今日は渋い・・・。

一番流れの速いところにキャストしリトリーブ。

50クラスが追ってくる。 しかし、足元でUターン・・・。

今日はそれでもそれなりの数が釣れ、ニジマスのファイト・ジャンプも体験出来たので、満足しくれたかな?

50クラスを何度も見て興奮していたのは子供だけではなく、自分もだった。

 

それにしても、両日とも気温が30℃程度だったが、山岳渓流は実に涼しい!


9月4日

 

K川~十勝川水系O川

 

台風による雨の影響で、どの河川も濁流。

せっかくの休日なので、濁っていない川はないかと前日まで水位を確認しK川に決めた。

昨年8月に、始めて行った川。 その時も、他の河川が濁っていたが、この川は問題なかった。

前日の夜、近くの道の駅で車中泊。 4:30起床。ポイントへ。

「え~」 言葉を失った。 増水、濁流・・・。 350㎞も走ってきたのに・・・。

このまま、自宅へ帰る訳にはいかない! 可能性のある河川を考える。

「あの川は、どうだろう?」 もちろん、始めていく河川。 とりあえず行こう!

 

向かう途中、あるダムの横を通ったとき目を疑った。 「濁っていない!」

このダムは、ワカサギが生息している。 JZ Minnow WA を持ってきているので、インレットへ向かった。

「え~」 濁流・・・。 何故・・・。 多分まだダム全体まで濁りが行き渡っていないのだろう。

ダムより下流で釣ることに決定!  しかし、初めての河川。 どこで釣ったらいいのやら・・・。

ある所に先行者の車が有る。 「とりあえず、ここにしよう」 先行者の逆を行くことにした。

 

川に降りると先行者が居て、話しかけてみるとイマイチらしい。 川も濁ってるし・・・。

話を聞くと上流へ行き、下っている途中らしい。 状況は、チビニジが追ってくる程度・・・。

厳しそう・・・。 私は、上流へ行くことにした。

 

魚影は濃い。 流石十勝川水系。

チビニジがコンスタントに釣れる。 合わせないようにしているのだが、掛かってしまうのだから、仕方ない。

あるプールでリトリーブしていると、ニジマスが浮上し、喰らいついた!

水面直下の釣りは、追いが見えて楽しい! それなりのサイズ!

 

無事ランディング50オーバーのオス。

 

幸先が良い。

上流へ釣り上がる。 相変わらず、チビニジの猛攻に合う。

追いが見えたら、超ファーストリトリーブでかわす。

あるプールでバックキャスト。 それなりのサイズが喰い上げてきた!

このニジマスは先程のニジマスと違い、パワフル。

 

ジャンプ・ダッシュと楽しませてくれた50オーバーメス。

 

その後、釣り上がるも、下流が気になっていたので移動。

しかし、粘るもノーバイト。 50オーバーを2匹釣れたので、マズメ待たずに帰路へ。

今回は昨年の6月以来、久し振りにソックスウェーダーを履いた。


9月17日

 

DAダム

 

三連休だというのに、増水・濁りで本気モードが・・・。

しかし、トラウトに会いたい気持ちはある。

我慢できず濁りが無いDAダムに午後だけ釣行。

現地へ到着すると、思っていた通り透明!

 

さっそく、開始! が、全く反応がない・・・。 焦る・・・。

ポイント移動を繰り返す。

インレットで50クラスがアタックして来たが、フッキングせず・・・。

カラーをPBOBに替えてキャストするも、残念ながら追いは無い・・・。

 

次のポイントで50クラスの追いが見えた! バイト! 直ぐバレ・・・。

テールフックにちょっと囓っただけ。

 

その後、30オーバーのブラウンをキャッチ! 小さいけど一応写真を撮った。

(結局、これが本日Maxサイズ。写真撮っといてよかった!)

同じポイントで、何と! チビニジをキャッチ! 「居るんだ!」 初めて釣ったニジ。

ブラウンに負けるなよと、リリース。

 

次のポイントで60クラスが足元まで追ってきてターン・・・。

カラーをPBOBに替えてキャスト、また追ってきたが、やはり足元でターン・・・。

ミノーをサイズアップしてキャスト。 全く追ってこない・・・。

 

それからあちこち、行くもチビブラウンばかり。

思いきって移動しようかと時計を見ると、もう17時。 帰らなければ暗くなってしまう。

日が短くなった。 車に着いたらもう辺りは暗くなっていた。


9月23日

 

手塩川F川C川

 

今日から3連休。

今回は、1年振りに合う京都から遠征に来ている徳ちゃん・中ちゃんとの釣行。

楽しみにしてましたよ~。

 

前日の仕事が終わり、二人と待ち合わせしている場所へ出発!

現地には23:30頃到着し、昨年のこととか、今回のことなど話し、就寝。

 

朝起きて、釣り場に着くと唖然・・・。 水位が高すぎ・・・。 濁流・・・。

前日に水位を確認した時は、下がり傾向だったはずが、

台風15号の影響で手塩川上流域に沢山の雨をもたらしたようだ。

しかし、せっかくなのでとりあえず釣り始めた。

最初のルアーでは、反応がない。 ルアーを替えファーストキャスト。 『ゴン!来た』

首振り! イトウと確信。 私の声に気が付き、徳ちゃんが駆けつけてくれた。

暫くして、水面に現れシルバー色を確認し、イトウと再認識。

ランディングの準備をし、近くに寄せ魚が確認出来た。

ガ~ン・・・。 釣れていたのは、サケ・・・。 それもスレ掛かり・・・。

ガッカリ・・・。 徳ちゃんは笑ってるし・・・。

 

水量の多さに手塩川はパスし、F川へ移動。

それぞれ、好きなエリアに移動し釣り始めた。

水量は、若干多め。 暫くして、チビイトウがヒット。 次もチビイトウ・・・。

そして、あるポイントで50オーバーがヒットし、ランディング。

写真を撮ろうと思ったら、足元が滑り、それに驚いたイトウが暴れ、フックアウト・・・。

残念ながら、写真に残せませんでした・・・。

そうこうしている間に、集合時間になった為、集合場所へ。

『さ~、次どこへ行こうか』 色々話した結果、C川へ移動。

 

釣り始めると、40クラスのイトウの追いを確認。 しかし、その後追いは無なかった・・・。

その後、チビイトウがヒットしたがバレ・・・。 結局C川はボーズに終わった。

 

明日はどの河川を攻めようかと、作戦会議。 結論は猿払川に決定した。

当日移動し、近くの道の駅で温泉・食事を済ませ、就寝。

9月24日

 

猿払川H川

 

3:30起床。 準備し現地へ着いたのが、薄暗い時間。 それにしても寒い。

川の状況を観察すると、ウグイのライズが確認出来る。

イトウらしき動きが見つからない。

釣り始めると、上流から流れてくる藻にミノーが絡まり、苦戦を強いられる。

その後、イトウがベイトを追う動きが確認出来たが、自分のミノーには反応がない・・・。

ポイントを移動し、頑張るもノーバート・・・。 日が昇り、心地よい暖かさが睡魔を促す。

車へ戻り、仮眠。 目が覚め、ポイント移動を繰り返すが、結果は同じ・・・。

 

昼食を取りながら、作戦会議。 イトウは諦め、ニジマス狙いに変更し、H川へ向かった。

予定は天塩川だったが、濁流だったので・・・。

H川は初めての川。 下流の橋から川の雰囲気を見て入渓場所を決める。

台風の影響で水量は多いが、釣りが出来ない濁りではない。

暫く釣り上ると、40クラスがバイト!ジャンプ一発でバレ・・・。 釣りになる水量と判断できた。

ミノーを替え、同じポイントを攻める。 するとバイト!

ジャンプこそしないが、ファイトがニジマスらしく楽しませてくれる。 そしてランディング。

40オーバーの体型が綺麗なメスのニジマス。 徳ちゃん・中ちゃんも美形に感動していた。

 

ポイントを上流に移動しようと川を渡るが、水量が多く、特攻隊の私が2度チャレンジするも、渡れない・・・。

仕方なく、下流へ移動。 すると大場所が現れた。 時間的に最後のポイントになる。

数投目、バイト! 『バシャン』 とジャンプ。 下流に倒木、上流には柳の木。 ミスは許されない。

ランディング場所の水位は膝上。 ニジマスの動きを、ロッド操作で制御。 そしてランディング。

浅瀬ではないので、サイズを測るのに、徳ちゃんに手伝ってもらう。 サイズは51cmのオスのニジマス。

写真を撮ってもらおうと思った瞬間、暴れた為、手から離れオートリリース・・・。

徳ちゃん曰く 『ア~~』 と悲しい声が聞こえたそうです。 恥ずかしい・・・。

初めての河川で条件の悪い中、50前後が2匹釣れたのだから良しとしよう。

近くの道の駅に移動し、夜食を食べ、明日の作戦会議。 Y川に決定し就寝。

9月25日

 

Y川T川AB川十勝川水系B川十勝川水系SB川

 

3:30起床。 Y川に移動。 途中、日の出前の綺麗な朝焼けに感動!

現地着。 『ガ~ン・・・』 増水濁り・・・。 『じゃ、ダム上は?』 と言うことで移動。

残念ながら、状況は変わらず・・・。

 

T川へ移動。 『ガ~ン・・・』  濁流・・・。

 

次のAB川へ移動。 ここも濁流・・・。

上流へ移動するも・・・。 台風12号と15号の影響がもろに出ている・・・。

 

これ以上移動しても同じと判断し、ここで徳ちゃん・中ちゃんとお別れ。

釣果はイマイチだったけど、とても楽しい3日間だった。

来年も、お会い出来るのを楽しみにしています。

 

私は、帰路の途中で濁りの無い河川を探しながら帰ることに。

 

途中、『お!濁流ではない』 十勝川水系B川。 釣りができそう。

しかし、反応は薄い。 チビニジがバイトする程度。

あるポイントで40クラスがバイト! ジャンプ一発バレ・・・。 喰いが浅い。

 

次は、十勝川水系SB川。 ここも水量は多いが、ささ濁り程度。

釣れるのは、チビニジばかり・・・。 それにしても、護岸されすぎ!

上流へ移動し、護岸されていない所まで移動した。

見た目は良い。 あとは、釣れるかどうか?

しかし、結果は下流と同様、チビニジばかり・・・。

 

今日は、これで終了し、帰路へ。


10月6日

 

天塩川

 

札幌を前日の21:30出発。 道の駅に1:30到着。

朝5時に起床し、目的のポイントへ。 誰もいませ~ん。

釣り始めるが、全く反応無し・・・。

釣り人が、一人、二人と増えてくる。

少し休憩し、近くの釣り人に挨拶した。

今日の状況は、あまり良くないとのこと。

 

その後、移動するもノーバイト・・・。

(この時点で、ニジマス狙いに切り替えるか葛藤していた)

 

また移動し、瀬を狙う。 サケのハネが目立つ。

釣り下がって、ある所でバイト! 首振りが無いので、この時点ではサケと思っていた。

カケアガリの近くまで引き寄せると、嫌がるように沖へ逃げる。

ヤツも必死だ! 何回か繰り返すと、偏光グラスごしに魚体が見えた。 ブナ色では無い!

そう、イトウだ! 浅瀬に誘導し、ランディングの準備をする。

早瀬の為、寄せることが厳しい。 魚より下流に移動し、ランディングを試みた。

しかし、ランディングネットを見たヤツは、嫌がって最後の抵抗を見せる。

再度同じように行い、ランディング成功!

勿論、ランディングネットは、今年完成したオリジナル折りたたみ式ランディングネット!

 

イトウ90オーバー!

 

昨年からイトウを釣り始め、7月16日天塩川の瀬でバラした以来のヒット!

『瀬のイトウを釣る』 の目標が叶った瞬間。

今回のファイトからすると、昨年のヤツはやはりたたものではないことが分かる。

 

次の目標は95オーバー。


10月16日

 

G川天塩川

 

今日は、5月28日にSさんから依頼を受けた、ランディングネットの引渡し日。

大変お待たせしました。

 

朝5時G川で待ち合わせ。 無事、引渡しを終えました。

あとは、是非今シーズンにイトウをランディングした写真をいただきたいと思ってます。

メーターオーバー期待してます!

 

夜が明けて、釣り始めた。

魚種は分からないが、30~40クラスの追いが3回あったが、追ってくるだけ・・・。

11時まで粘ったが、本命のイトウはノーバイト・・・。

ここでお別れし、私は天塩川へ移動。

 

しかし今日は、風・雨が強い。

突然来る豪雨と強風で立っているのがやっとな状況。

あるポイントで悪天候の為、対岸のフライマンが撤収した程。

枯葉が毎回の様に、ミノーに絡みつく。 何ヶ所かポイントを変えるも、反応はない。

 

狙いを、ニジマスに切り替え移動した。

2ヶ所狙ったが、反応は無い。 3ヶ所目は、先行者の車が2台あったのでパス。

4ヶ所目に着いたのは、もう4時・・・。

すると、バイト。 直ぐにジャンプ!ニジマスらしい激しいファイト!

無事ランディング。

 

シルバーメタリックなメスのニジマス50オーバー。

 

いつも思うが、50オーバーはオスよりメスの方がナイスファイト!実に楽しい。

この1匹でタイムオーバー。 日が短くなったと、つくづく感じる。 夕マズメの一匹にありがとう!