2009

5月4日

 

石狩川水系Dダム

 

2009年最初となる釣行。

今シーズンはどんな年になるだろう。
今春は気温が高かったので4月でも始められたが、仕事の都合で行くことが出来なかった。
今日の気温は最高22℃、最低11℃、風速3~5m。

フローターでは風が強くちょっと心配。

フローターは丘っぱりでは行けないポイントも問題なく行け、

魚もフローターをあまり警戒していないと思う。(トラウトがフローターの近くを泳いでいる)

このダムのターゲットはブラウトラウト。

この魚は餌を食うのが下手だが、フックを外すのがとても上手い。

2/3程度バレる。

あの独特なファイトがその原因だと思う。

モンスターブラウンはバレにくいのかもしれないが・・・!?

モンスターブラウンを狙ってまたここに来ているが、未だ結果の出る攻略が出来ていない。

しかし、少しづつではあるが、効果的なロッドアクション、

ブラウントラウトが居るエリアが分かってきた。

次回からルアーも違うタイプに変えようと思っている。

今回はMax38㎝

先ずは目標45オーバー!


6月24日

 

天塩川水系N川

 

今年初めての渓流。

例年より最も遅い釣行。

仕事の都合でなかなか行けなく、今日に至った。
例年6月は晴れが多く、釣りには良い時期。

しかし、今年は北海道では珍しく雨が多く、温暖化の影響か北海道も梅雨?

前日の夜、北か、東か、南か、悩みに悩んだ結果、北へ行くことにした。
昨年初めて行き、結果の出た河川。

今回は?
水温19.5℃、水質クリアー。

 

今回の目的は、『ビックなニジマス』を釣るのは勿論のこと、

思い切って買った 『イグジスト』 と09バージョン 『オリジナルバルサミノー』 のテストである。

昨年まで使用していたエアリティーは、毎年オーバーホールしていたが、

イマイチ調子が戻らなくなってきたため、買い換えた。
リールが良いのかルアーが良いのか飛距離が出る。

飛距離が出るのは喜ばしいこと。

昨年45を釣ったポイントへさしかかった。

ここは対岸の柳ギリギリに着水させる必要がある。

ミスキャストは許されない。

慎重にキャスト、リトリーブを開始し 『キタ』 予定通り。

ん? 大きさが判らない。

エアリティーの時はファイトの最中おおよそのサイズが判断できたがイグジストは全く判らない。

ドラグが滑らかに動きラインが出る。

ドラグが緩すぎたのか?

対岸の柳の下まで走られ 『バシャ』 枝に絡みそうになった。 が、回避。 

その瞬間、それなりのサイズたと判った。

そして無事、ランディング。

フックを外しスケールを当てると昨年釣った55の様な凄い体高。

 
ニジマス 46㎝


写真を撮ろうと魚に触った瞬間、逃げられてしまった。 『ア~・・・』 かなりショック・・・。

 

この後、ボーズだったら困るのでポイントの写真を撮った。

ニジマスの大きさから判断して、ドラグの調整は問題なさそうだ。

今日最後のポイントへ来た。

このままでは魚の写真無しの更新になる・・・。

釣れてくれよと願いキャスト 『ドン』 キタ!

底へ底へと15~30秒位ファイトしたが、先程の感覚から判断すると大きいのは判った。

次の瞬間、ものすごいスピードで下られた。

10~20m位ラインが出た時、『フッ』  バレタ。どうして・・・。

 

今回HPの更新は、ニジマスの写真無しに確定した・・・。
以前50オーバーのニジマスが一気に下り、岩盤に擦られラインブレイクした事を思い出しす。

もしかしてこのスピードは60クラスだったかもしれない・・・。 まっこんな日もあるさ・・・。
でも6月の良い時期にチビニジが1匹も釣れなかったのが不思議。
 


8月15日

 

S川

 

今年、私の長男が釣りデビューした。

実は長男とは今年、3回目の釣行。

1回目は石狩川水系A川に行ったが、増水で釣りにならず。

その後、キャスティングしやすい石狩川水系Cダムに変更。

しかし、良いポイントは既に釣り人で一杯で1匹も釣れず。

 

2回目はY水系Mダム。

チビニジがヒットしたがランディング直前バレた・・・。

それに加えウェーダーに水が入り息子はかなりトーンダウン・・・。

何れもルアーフィッシング。

リールの扱いやキャスティングが難しいようだ。

3回目は、流石に行きたくないと言ってきた。

どうしても釣りの楽しさを教えたくて餌釣りに変えた。
私も久しぶりの餌釣りのため、ちょっと変な気分。

今回は魚の多いS川でチャレンジすることにした。


3時間程度釣りをして息子は20匹位釣り、楽しめたようで、

父親の仕事がやっと出来、一安心。


8月27日

 

十勝川水系S川 

 

仕事から帰ってきたのがPM9:00。

PM11:30に出発し、現地AM3:00到着。

平日だから5時間寝てAM8:00に起きてスロースタートしようと就寝。

 

朝、隣に1台の車が来て目が覚めた(AM7:00)。

地元の人だった。

挨拶をし、少々この川のことを話した。

その後、私も準備を始めた。

AM8:00位から釣り始めたが、なかなか良いサイズが出ない・・・。

漸く40オーバーがヒット。

しかし、ランディングネットに入る瞬間にバレた・・・。

ミノーを確認したところ、ボディーフックが伸びている・・・。

おかしい? 最近、同じような現象が多く悩んでいた。

フックを交換し、ある砂防ダム上のプールに着いた。
このプールのニジマスは強敵で、前回も見向きもされなかった悔しいポイント。
偏光グラスから悠々とクルージングしライズを繰り返している。
 

今回は福士ルアーのバッタ、セミをこのポイントのために持ってきた。
先ずはバッタルアーをクルージングの前へポトリ。

興味を示し、寄ってきたが、見切られターン・・・。

次にセミルアー。 これも同様の結果・・・。

残念ながら今回も歯が立ちません・・・。


福士ルアーを諦め、ハンドメイドバルサミノー09バージョン

金ピンクバックオレンジベリーに変えライズを待つ。

ライズした! キャスト、リトリーブ、トゥイッチ 、ゴン『キタ!』

『バレるなよ!』 ランディングネットを準備した瞬間バレた・・・。

 

ミノーを確認したところ、またもやボディーフックが伸びている。

しかもねじれている。

こんなの初めての出来事。

何時もフックが伸びるのはボディーフックのみ。

スプーン、スピナーは、ミノーで言うテールフック。

ボディーフックはミノーならではのフック。
原因が、今回のねじれで解ってきた。

フックの伸び、ねじれはフックを改良する事で解決できそうだ。

それにしても2匹とも残念な結果に終わってしまった・・・。

 

その後、雨が降り始めてきた。

あるポイントで、よだれが出るようなポイントが出現!

キャストすると、大物がミノー直前でターン。

ミノーを変えたがもう追いは無い・・・。

 

その後、ニジマス Max40㎝、オショロコマ Max29㎝をキャッチ。

オショロコマは何度見ても美しいですね!

これから上流はニジマスが居ないため、本日釣りは終了・・・。 

 

林道を歩いて車へ向かった。

納得がいかない釣行・・・。

でも非常に勉強になった1日でもある。

最後にまたあのプールへ寄った。

暫く水面を見ていたが、雨のせいかライズは全くない。

痺れを切らせキャストするが反応なし。

方向を変え2投目。

リトリーブ、トゥイッチ、ゴン 『キタ!』 大きいのは判断できた。

スプールの逆転音が響く。

手前のカケアガリにラインが擦っている。

ロッドを上げ回避。

ジャンプする度、バレるなよと祈る。

そしてランディング。

顔、体高、尾共、文句のつけようのない。


ニジマス 51㎝

雨が幸運をもたらせてくれたのだろう。

そしてリリース サンキュー、また会おう


9月15日

 

 天塩川水系N川

 

前回の釣行で、ボディーフックの話をしたが、

今回、オリジナルフックの制作が間に合わず、ボディーフックを1サイズUPすることで挑んだ。

サイズUPすることでフックが太くなる。

それで伸びる現象の判断材料となる。

そんなスチエーションが来るとよいのだが・・・。

朝8:00スタート。

 

今回は今まで行っていないエリアを開拓することにした。

しかし、なかなか釣れない・・・。

漸く釣れたのが9:30。

止水のようなポイントでヒット!

 

ニジマス 36㎝

 

なかなかのファイト! 掛かったのはテールフック。

 

その後、また止水みたいなプールで、対岸の柳の近くへキャスト。

リトリーブの中間ぐらいでキタ! 水質クリアー、鏡の様な水面でファイトが丸見え。

50クラス!? 今回もテールフックに掛かっている。

 

ファイトを楽しみ、ランディングにかかろうとしたときバレてしまった・・・。

何事も無かったように奴は去っていった・・・。

今回はこれで終わってしまっては困りますよ~ 本当に!

 

12:50 また止水みたいなプールでフクドジョウカラーをキャスト。

追いがありテールフックを触ってターン。 40㎝台?

少し時間を置いて、金ピンクバックオレンジベリーに変えキャスト。

ドン『キタ!』

ニジマスらしい直線的なファイト。

スプールの逆転音が響く。

またもやテールフックに喰らいついている。

バレるなよ! ジャンプ・ランを繰り返す。

そしてランディング。

ナイスなボディー。

50㎝にわずか届かずの

 

ニジマス 49㎝

 

やはり、カラーを変えるのは有効な手段だと思う。

 

その後、いつものポイントへ行きラストチャンスに懸ける。

しかし、釣れるはずのポイントはノーバイト・・・。

そして釣れたことのない少し上流の瀬でキタ!

いつもは立ち位置でランディングするが、今回はちょっと違う!

あまりのパワーで、下流へ少しづつ移動して間を詰めた。

今日、一番のファイター!

よく見るとボディーフックに掛かっている。

そして漸くランディング。

 

ニジマス 50㎝

 

少しスレンダーだがファイトは最高だった。 やっぱりニジマスはこうでなくては!
1サイズUPのフックに変えたことで、伸びずに済んだ可能性がある。


9月21日

 

天塩川

 

昨年から本流のニジマスを狙うようになり、シルバーウイークのまっただ中、

今年初の本流へいざ出陣。

今年は雨が多く、なかなか水位が下がらずこの時期になってやっと立ち込める状況になった。
昨年、40㎝台を出した瀬へ向かった。
しかし、橋の上から見ると濁っている・・・。

どうして?

丁度良い水位で、最近濁るような雨も降っていないはず。

しかし、釣りにならないほどの濁りではないと判断し釣りを始めた。

昨年と違いチビニジが2匹。

良いサイズが出ません・・・。

写真のポイントで35㎝のニジマスを釣り写真を撮り終え、

ポイントを移動しようとしたとき、一人のフライフィシャーマンがやって来た。

挨拶をし、少し話しをした。

私より10歳年上の方で、ここのポイントへは良く来るそう。

本流の釣り方を色々教わり、考えを改めなければいけないほど勉強になり、

この場をお借りしてお礼を申し上げます。

 

その後、昨年チビニジしか釣れなかった瀬へ移動し、教わったことをイメージし、釣り始めた。
1匹目はチビニジ・・・。

次になかなかのサイズの

 

ニジマス 48㎝

 
黒点の少ない無斑に近いニジマス。

綺麗でした!

 

暫くしてまたキタ! これも無事ランディング。

 

ニジマス 48㎝

 

ナイスな体高・綺麗な尾!

 

また50㎝前後のニジマスがヒット!

しかし、少しファイトした後、バレ・・・。

 

その後、50㎝前後のニジマスがまたヒットしたが、合わせ切れ・・・。
先程バレた後、ラインをカットし結び直さなかったため、ラインブレイクしたと思う。

ラインカットの癖付けをしているつもりだったが、やるのを怠った結果・・・。

 

結局、同じ瀬で4匹、グッドサイズを釣ることが出来た!

これも先程出逢った、フライフィッシャーマンのアドバイスお陰。感謝!

今回は金ピンクバックオレンジベリーには全く反応せず、

全てフクドジョウカラーでの釣果。

 

次回はさらなる大物を!


10月12日

 

石狩川水系Dダム

 

今年も、もう終盤・・・。
このダムは5月4日以来の2回目。


現地に着いたのが、6時30分。

気温0℃。

この時期にしてはちょっと寒過ぎ・・・。


フローターの準備を終え、担いでエントリー場所へ。

無風。 朝靄が神秘的で鏡の様な水面に色づき始めた木々が美しく写っている。
いつもエントリー前は、気持が高ぶる。

 

ここのダムでは、過去Max42㎝。

目標は、45オーバー。
常連さんには笑われてしまうサイズだが、未だ有効な手段が見つからず・・・。
今回はデープ、ミディアムディープ、スーパーシンキング、エリアプラグ、スピナーを用意した。
基本的には、オリジナルミノーを使用しないで頑張るつもり。

しかし、朝の1番良い時間帯は釣れず、昼になっても一匹も釣れない・・・。
友人は、朝からポツポツ釣っていて、40弱を2匹釣っている。

ちょっと焦り・・・。

そう言えば、今日は偏光グラスを忘れ、

水面下に沈んでいる倒木や、魚の追いも確認出来ない状況だった。

偏光グラスの有り難さが良くわかった一日だった。

 

結局用意したルアーでは結果が出せず、オリジナルミノーを使うことにした。

今年の課題であったフックの伸びについて、

メジャーなチヌ針を使用したオリジナルフックを試す目的もあった。

フクドジョーカラーで釣り始めたが、全く釣れず、

金ピンクバックオレンジベリーに変えると、やっとチビブラウンが釣れだし、ほっとした。

始めて行くポイントへさしかかった。
倒木の横へキャスト。

トゥイッチ ゴン『来た!』 ブラウン独特のファイト。

チビではなさそうだ。

特にドラッグが唸るわけでもなくランディング。

 

ブラウン 43㎝


過去のMax42を1cmオーバー。

目標の45オーバーには残念ながら届かず。

5月4日の釣行では2/3程度バレると書いたが、

今回フックを改良したことで、1/4程度に納まった。
バレる原因は、フックの返しの大きさが考えられる。

前回まで使用していたミノー用フックの返しより、チヌ針の返しの方が大きいとわかった。
友人はバーブレスを使用したルアーで、100%バラシたそう。
ちょっとした変更で、こうも結果が変わるとは・・・。


ちなみに、43のブラウンをメジャーで測り、

さっきまで死んだフリをしていた状態だったのに、手で触った瞬間、

フローターの上で暴れだし逃げてしまった・・・。

今回も写真無しの更新です・・・。

次回は、また違うルアーを使ってみようと思う。

チャレンジ!