JZ Minow WA

2010年から始めた新しいターゲット「イトウ」。

朱鞠内湖で様々なタイプのミノーを使用しても、思ったような釣果が残せなかった。

その時、岸際で泳ぐワカサギを観察をしていると、ヒントが浮かんできた。

それと、朱鞠内湖で有名ポイント前浜で 「フライフィッシャーが釣れているのに、私には反応無し」

という散々たる結果。

 

 ① なぜ、フライが釣れるのか? (猿払川も同じ傾向がある)

 ② 実際の泳いでいるワカサギの動き。

 

その2点を具現化したのが今回の JZ Minnow WA。

 

泳いでいるワカサギは、市販のリップ付きミノーの様に、派手なローリングやウォブリングなどしていなく、

「スー」 と泳いでいる。 そう、まるでゾンカーのよう。

「ジグミノーでは?」 と思われる方もいると思うが、以外とDeepに泳がすことが出来ず、表層を泳いでしまう。

フライの場合、シンキングラインを使用し、泳層を安定させている。

その点は、アイの位置とウエイトの位置・重さで解決出来た。

アクションは、「スー」と泳ぐ。 そう、ほんの僅かなローリングアクション!

 

リトリーブスピードはファーストリトリーブでも水面から飛び出すこともなく、

超スローリトリーブでも水平姿勢をキープする。 まさにジグヘッド!

(ジグミノーでDeepレンジを攻めるには、超スローリトリーブを必要とし、尚且つテールが下がってしまう)

わずかな、ロッドアクションに反応しリアクションする。 誘い方は無限大!

釣り人のロッド操作により、エサを食べている動きに見えたり、逃げる動きに見えたりと、

アクションしないミノーが効果的に変わる瞬間が表現できる。

 

材質はバルサではなく、新たに硬質発泡ウレタンを採用。

ウエイトが、バルサの時は8.0g、今回は9.1gになり、より遠投が可能となった。 

 

朱鞠内湖だけではなく、ワカサギの棲む止水に有効だと思う。

【spec】

 ■color   ワカサギ

 ■length  8.6㎝(後のアイを除く)

 ■weight 9.3g

 ■hook   チヌ針6号 黒

 ■price   ¥2000

お陰様で完売しました。