2008

5月1日

 

石狩川水系Dダム

 

今年は、雪どけが早く、札幌近郊の殆んどの河川が落ち着きつつある。
通常であれば、ゴールデンウィークは雪どけで増水し釣りにならないが、

今年は出来そうな感じがするが、雪どけに影響の無いDダムに行くことにした。

2年振り。

 

前回は、チビブラウンしか釣れませんでしたが、今回はどうだろう?

 

7:00から釣り始め16:00までフローターで浮かんでいた。

結果、3匹・・・。

微妙・・・。

サイズは 40㎝、38cm、チビ
11:00位までは、カケアガリでヒットしたが、

それ以降は、ルアーに着いて来るだけで1匹も釣れない・・・。
このダムのこの時期の特徴が見えた感じがする。
それにしても、チビだけでなくホッとした。


5月24日

 

ST川

 

雨の影響で水量が多く、河渡りがとても困難だった。

水温が7.5℃と低い。

それに加え、足跡がある。

熊ではなく先行者の足跡・・・。

魚の活性も今ひとつ・・・。

『水温のせいなのかな?』 と思いながらも釣り上がる。

アップクロスでは全く反応がない。

サイドに切り替えると釣れだした。

 

先ずはチビイワナ、次にイワナ34㎝

その後、やっと本命のニジマスが出てくれた。

まだサビが残っている、マズマズの43㎝

そして、イワナ38㎝、チビイワナ。

 

途中で先行者のフライマンと話をしたが、魚の反応がなかったとのこと。
ルアーには何とか反応してくれたようだ。
 


7月9日

 

渚滑川

 

なかなか札幌近郊では良い釣が出せなかったため、ちょっと足を伸ばしてみた。

 

天気予報は、朝まで雨で日中は曇り晴れとの予報だったが、

実際は雨が降ったり止んだりとあいにくの天候だった。

 

最初のポイントではいいサイズの追いがあるものの、ヒットするのはチビニジばかり・・・。

『かなりスレているのか?今回もこの程度なのか?おもいきって川を変えようか?』 と思ったが、

違うポイントへ移動することとした。

結果的には当りでコンスタントに30㎝前後のニジマスが釣れ出した。

あとはサイズ。

 

ドン『キタ、大きい!』 やっぱり出てくれた。

ドラッグの快音が心地よい。

ささ濁りの中で魚体が、ギラッ・ギラッと光る。

50オーバー! 無事ランディング。

  

ニジマス 54㎝

 
その後、放流の面影もない36㎝のニジマスが釣れ、後は沈黙・・・。

 

午後、またいいサイズがヒット! ドラックが滑り出す。

レッドバンドが見えたので、てっきりニジマスかと思いきや婚姻色の出たサクラそれも3連続。

サイズは、46、50、41㎝

初めて渓流でサクラを釣った。

勿論リリース。

これがまた、なかなかのファイトで楽しませてくれた。

(ニジマスだったらもっと良かったんですが・・・)

 

最後に44㎝のニジマスを釣る事ができ、天候とは正反対で、楽しめた一日たった。


7月24日

 

石狩川水系Dダム

 

今迄、フローターでの釣果が思わしくないな中、今度こそとと思い、

いつも浮いていたが、特に夏場は思わしくない・・・。

しかし、Dダムには夏場、行ったことがなかったので行くことにした。

 

風もあまり無く、フローターにとっては、良い状況。
しかし、と言うかやっぱりなかなかミノーに喰いついてこない。
時間だけが過ぎていく。

 

そして、やっと一匹ヒット! 『良し、バレるなよ』

 

ブラウン 42㎝ 

 

ボースにならなくてホッとした瞬間だった。

 

その後、ライズが多くなってきたが、ミノーに追いはあるもののヒットはしない。
ただ引き、トゥイッチ、グリグリ、何をやっても喰ってこない。

魚は多い。

40オーバーも沢山居る。

しかし、追って来るだけ。

どうしてなんだ~!?


8月4日

 

ST川

 

2日間雨が降った後だったので、濁っているか心配だった。
しかし、現地はまったく濁っていない。
雨で少し増水した河川は、魚の活性が上る。

今日もそんな日だったと思う。

チビイワナ、チビニジマスが良く釣れる。
まず、型の良い
イワナ 36cm

次にニジマス 36cm

そして、ここぞというポイントで アップキャスト 。

『キタ!40オーバー』

今回のロッドは5.6ftウルトラライトなので、スリリングでやりとりが楽しい。

 

ニジマス 43cm

 

その後、40オーバー二本バラシ。

50オーバーが追ってきたがフッキングせず。

 

今回、この河川のポテンシャルが良くわかった。

そして何よりも活性が高かったお陰で、魚の付くポイントで新しい発見ができた。
リベンジするぞ!


9月4日

 

十勝川水系S川

 

今回の釣行以前に2回、別河川に行ったが、

2回とも渇水のため、良い釣果が得られず雨待ちだった。

そして待望の雨が降り今回の釣行となった。

 

朝5時からスタート。

なかなか追いが無い・・・。

2時間位経過し、ようやく待望のヒット!
直線的なファイトでラインが出る!

50オーバーか? ニジマスとのファイトはやはり楽しい。

オッ!姿を現した。

残念ながら50オーバーではなかったが、とても元気のある  ニジマス 44cm

本当に楽しませてもらった。

 

その後追いが無く、3時間位経過した時、待望のヒット!

  

ニジマス オス 45cm


そして ニジマス 39cm 12:00に綺麗な オショロコマ 27cm を釣って終了。

なかなか楽しめた釣行ができた。

 

実は今回反省すべき事が起きた。

45cmのニジマスをリリースした後、すぐにヒットしたが、フッキングした直後、

結び目からラインブレイク。やってしまった・・・。

45cmのニジマスがあまりファイトしなかったので、

ラインをカットして結び直さなかったことが原因だった。

逃がした魚は大きい。50オーバーだったかも!


9月18日

 

天塩川水系N川

最近の北海道は、まったくと言っていいほど雨が降っていない。

その影響でどこの河川も渇水状態・・・。
まとまった雨(台風)が降ってほしいと願う。

今年通う予定だった河川も、水位が下がりっぱなしで、釣りにならない。

困ったものだ・・・。

天気予報も雨の見込みが暫くなさそうだ。

かといって釣りに行かないで、じっと雨を待っていられないので、行くことに。

 

今回は、初めての河川。

わくわくする。

前日、地図を見て決めていた橋から釣り上がった。

しかし、開始から3時間以上ノーバイト・・・。

頭の中では 『今日は、ボーズかも』 と考えてしまう。

いつものヒットルアーを止めルアーチェンジ。
そして、ようやく待ちに待った待望の一匹がヒット!
チビニジ君でした。

何よりも嬉しいのは、ハンドメイドバルサミノー『フクドジョウカラー』での釣果。

 

今日はこのミノーで通そうと決めた。
そして30分後、写真のポイントでキタ!

元気がいいぞ!ラインが出る音は、いつ聞いても気持ちがいい。快音!

 

ニジマス 45cm

 
写真でも分かると思うが、ボディーフックが少し伸びている。

危ない~。
良いサイズ釣れたことで、俄然元気が出てきた。

そして同じポイントで、またヒット! 40オーバー。

残念ながらバレてしまった。

次に期待!

 

その後、ヒットもなく1時間位経過し、よだれが出そうなポイントが出現。

対岸はヤナギが水面まで覆いかぶさっている。

水深もあり、ミスキャストは許されない。

慎重にキャスト。

キタ! 先程のこともあり2回合わせた。

たまらないこの重さ、快音とまではいかないが、ラインが出る。

なかなか姿を現さない。

多分50オーバーだろう。

ようやく姿を現した。

50オーバー間違いなし! 近くになって暴れだした。

『バレるな、バレるな』 ロッドを寝かせておとなしくさせる。

無事、ランディング。

 

ニジマス 55cm


今年一番の大物。

嬉しいー! 胴回りも太く綺麗な体型。
この渇水の状況の中、こんなにいい釣が出来るとは大変ありがたい。
何よりも、自分で作ったミノーでの釣果。

それにこの河川のニジマスはとても綺麗だ!


10月12日

 

ST川

 

8月4日に行って以来、渇水が続いて雨が降っても一時的に水位は上るが、

1日ともたず、すぐ渇水してしまう。

まとまった雨を待っている状態だった。

しかし、今年は、台風すら来ない。

 

今シーズンも終盤に差し掛かったので行ってみることに。

やはり渇水。
この河川のニジマスの釣れるエリアは、私の釣り上がりスピードで3時間程度。
釣り始めてから全く反応がない・・・。

『やばい、ボーズになってしまう』と焦ってくる。
途中、30台のニジマスの追いがあっただけで、最後のポイントである砂防ダムに来てしまった。
そして、ファーストキャスト。

ドン、『キタ!ん・・・、ニジマスのファイトじゃないな・・・』

姿を現した。
大きいが、やはりニジマスではない。

イワナか? イワナだ! 粘り強いファイト。

無事ランディング。

『何センチなんだろう!』

 

イワナ52cm

 
こんなに大きいイワナを釣ったことがなかったので、興奮してしまった。
ヒットルアーは、前回同様ハンドメイドバルサミノー 『フクドジョウカラー』 とても嬉しい。

 

今回は、この1匹だったが、思い出に残る釣行となった。

ボーズじゃなくてほんとよかった。


10月18日

 

天塩川

 

前日より雨の予報。

私の知っている限りでは渇水状況の河川が多いと思う。

前日夜出発。

途中、雷を伴う激しい雨が降る。

恵の雨となってほしい。

でも、濁ってもらっては困る。

ワガママな話だ。

 

今回、始めて行く河川。

ニジマスが釣れると思われる下流域から攻めてみることに決めていた。

全く知らないエリア。

 

朝になり、目的の橋へと向かったが、川幅が広くまったりとした流れ。

ちょっと違うかなと思い、上流の橋へ移動。

瀬があり、釣りになりそうだ。

水温11.5℃と意外とこの時期にしては高い。

結果は、チビアメ一匹のみ・・・。

 

次の上流の橋へ移動。

良さそうだ。

下流から釣り始めた。

左岸から釣り始め、岩盤底でザリガニを発見! メチャデカイ!!

ランディングネットですくってみた。

これはもしかして、ニュースで見た洞爺湖に生息しているウチダザイガニ?

20cm以上ありそう!大きさにビビッて、触れなかった。

(帰ってからネットで調べてみると天塩川には生息しているようだ)

 

そして、写真のポイントでヒット! 『オッ! ニジマスのファイト』 やっと目的の魚が釣れた。

 

ニジマス43cm

 
次に、横にある瀬で釣る事にした。

川幅が広く、瀬の真ん中から釣り下がる。

水深は、膝から股下位。

両岸交互にキャスト。

流れが非常に速く立っているのがやっとだ。

キャストしてもリトリーブ出来ないくらい速い。

リーリングしないでロッドアクションのみで攻めるしかない。

こんな瀬で魚は居るのだらうか?

『キタ!チビニジ』。

魚が居る事がわかった。

そして、ドン 『キタ!大きそうだ』 流れのゆるい所へ移動し、ランディング。

 

ニジマス45cm

 
その後、またヒット! 『さっきより大きいぞ』

近くまで寄せたが、一気に下られ、バレた。

その後、ヒットなし・・・。

 

次のポイントへ移動。

ここの瀬も川幅が広く、先程と同様、真ん中から釣り始めた。

『キタ!が』

 

ニジマス34cm

 
その後、チビニジは釣れるが大物が釣れない・・・。

居そうな感じだったんだけど・・・。

 

そして、ポイント移動。

次の上流の橋から見ると良い瀬がある。

時間的に最後のポイント。

残念ながら、チビニジ一匹釣って本日は終了・・・。

良さそうな瀬だったけれどとても残念。

次回リベンジでは、もう少し上流から攻めるぞ!

 

帰ってからネットで水位を調べてみると、雨により約10cm水位が上昇していた。

恵の雨となったのだろう。

また、始めて入るポイントはとても新鮮!

 

今回のヒットルアーは、前回同様ハンドメイドバルサミノー 『フクドジョウカラー