2015

 

 

5月17日

 

猿払川

 

今年初釣行。

ここ最近では、一番遅い釣行だと思います。(かな?)

この時期は、猿払のボイルを狙い、釣行しています。

イトウのサイトフィッシングが出来る?唯一と言って良い河川でしょう。

 

前泊の車中泊。

激しい雨が、時折車の屋根を叩き付け、眠りを浅くする。

スマホのアラームが鳴り、起きる。

「もう少し寝たいな~」と思いながらも、準備を始める。

 

今回は、Kさんと現地で合流。

久し振りの再開に話が弾み、小雨が降り続ける状況で、なかなか車から出られない。

釣りを始めないと、釣ることも出来ないので、重い腰を上げ、それぞれのポイントへ向かう。

「朝一なのに、ボイルが少ないな~」と思いながら、キャストする。

イトウは、あちこちで確認出来るが、反応が薄い...

 

風が強く、思った以上寒い。

車の戻り、体を温める。

再びポイントへ向かったが、状況は変わらなかった...

 

エリアを変え、最初のポイントをKさんが譲ってくれた。

キャストし、リトリーブするとイトウが追ってきた!

観察すると、イトウがシャローに定位しているのが確認出来る。

再度キャストするも、ルアーから逃げる始末...

しかし、スイッチが入って来たのか、動きが活発になり、土煙が舞う。

チャンスだ!

ルアーチェンジ、キャスト、リトリーブ、「キタ!」と思ったが、

ルアーが体に触ったのか、バイトしたのか、土煙で分からない。

フッキングしなかった。

ルアーを変え、リトリーブコースを変えてキャスト。

「うぉ、バイト!良し、フッキング!」

これぞサイトフィッシング!

サイズ相応のファイトで楽しませてくれる。

焦らずランディングネットを広げ、無事キャッチ!

ボーズと思われる状況で、満足の一匹。

 

今回、改めて思うのですが、昨年からボイルの数が激減したと思います。

春の猿払に来ているのは、サイトフィッシングが出来る唯一のエリアと言えるから。

以前は、一日中あちこちでボイルが見られ、それを狙い試行錯誤したものです。

昨年から、朝一に短絡的に有るのみ。

なんか変?おかしい?

そう思っているのは、私だけだろうか?

このままボイルの少ない状況が続くのであれば、猿払の楽しみが無く、

本命天塩川の美しい魚体のイトウを狙ったほうが良いと感じる。

そんな、イトウの行動を来年も気にしたいと思います。

イトウ 92cm
イトウ 92cm

5月31日

 

天塩川

 

今年、天塩川の初釣行。

 

雪解が早かった為、水位は既に平水・・・

温暖化が進むこの御時世。今後はより早く雪解けが始まるのか?

減水でもゲリラ豪雨で増水・激濁りの中でも結果を残すタクティクスを考えなければいけないと感じる。

 

天気予報では、日曜日はお昼頃まで雨...

前泊の車中泊で、3時のアラームが鳴る。

辺りを見ると、予報通り雨...

アラームを再セットせず、二度寝。

起きたのは10時。

丁度雨が止むところでした。

準備を始め、開始したのが11時。

 

わかっていたが、川に立つと、濁りが思っている以上に凄い・・・

士別から上流も濁っていたし、風連別川もひどい濁り、剣淵川は相変わらずだろう。

平水なのに、濁っている原因は工事かな、それとも田植の影響?

 

釣り始めてから、全くアタリがない...

時間は既に15時を過ぎている。

新規開拓を試る事にした。

 

初めてのポイントは、いつも緊張する。

慎重に攻める。

数投目に本日初バイト!

しかし、反転した瞬間にバレ...

その姿は、それなりのサイズ...

「何でだよ~」 落ち込み度は、半端ではない...

その後も粘ったが、反応はなく、ポイント移動した。

 

何か、イトウのスイッチが入ったみたい!

 

同じようなポイントを探し、釣り始めた。

此処も、初めてのポイント。

予想通り、数キャストでバイト!

バレないでくれよと願う。

始めは穏やかにファイトしていたが、一気に走り出し、あっと言う間に50m以上ラインを出された。

幸い、流れが緩やかポイントだったので「良し、これからだ!」と思った瞬間またバレ...

先程より、落ち込み度は半端ではなく、ちょっと叫び、しゃがみ込む。

サイズは、メータークラスかそれ以上...

 

気を取り直し、再度キャスト。

何と、またバイト!

直後、またバレ...

「一体、今日はどうなっているんだ~」 頭を抱え、心の中で叫ぶ。

 

イトウのスイッチが入っているのは間違いないでしょう。

 

次のポイントは、時間的に最後になるだろう。

キャストするも、反応はない...

既に19時で太陽は山に隠れてきた。

 

先程、2度バイトがあったポイントへ駄目元で入る。

キャストすると、何とラッキーなことにバイト!

落着いてファイトをかわしランディング!

「良かった!本当に良かった!」 これ正直な気持ち。

フックを確認すると、皮一枚でバレる寸前だった。

 

イトウ 82㎝

 

今回のバイト全て、掛りが浅かったのだろうか?


7月11日

 

天塩川

 

朝4時起床。

以前は、この時期3時に起きれていたが、最近朝が苦手になってきている様だ...

自分にカツを入れたいところだが、眠いんだよね~(2度寝)

 

朝一のポイントは5時にスタート。

何時もながらイトウさん、なかなか姿を現してくれません。

 

次のポイントで、最初に選択したルアーには、いつもながら無反応...

そこで、ルアーチェンジ。

しかし、結果は同様...

再度ルアーチェンジ。

遂にバイト!

久し振りのこの感触に心が晴れる。

ファイトを楽しみランディング。

 

イトウ 88㎝

 

嬉しい! イトウに出会えることが、何故これ程までに心を躍らせるのだろう?

逞しい姿に見とれていると、リリースの時がやってきた。

また会おう!


7月26日

 

天塩川

 

今回はアラームを4時にセット。

アラームが鳴り、起きると雨が降ったようだ。

前回同様、また二度寝...

起きたのは6時半...

こんなことで良いのだろうか?

2時間半損していることになりますよね~(他人事)

 

釣り場に立つ。

思っていた水色ではない。

そう、濁りがキツイのです。

水位的には、濁りが薄まっているはずなんですけど...

 

原因は前夜の雨で、比較的大きな支流が濁り、本流まで影響していた。

急遽、前日にイメージした釣り方を変え、ポイント移動を繰り返す。

いつも通り、反応がありません。

 

お昼頃に入ったポイントで、突然バイト!

嬉しいですね!この瞬間。

天塩川のイトウですから!

姿が見えた。ビッグ!

ばれないでくれよと願う。

その時が来た!

ランディングネットを広げ、一発でネットイン。

 

イトウ 100.5㎝

 

イトウを狙い始め、6年目で漸くメーター。

本当に長かった。

今回の結果に満足せず、創意工夫し、次は105オーバーですね!

 

前回まで、蚊が少ないと思っていたが、今回は凄かった。(例年6月から沢山いる)

渓流釣りとかでは、蚊よけスプレーで問題ないのですが、

蚊の数が違いすぎるのと、蚊よけスプレーが効かない?と思われます。


8月8日

 

天塩川

 

今回も二度寝・・・。

駄目だ~~。

起きれない・・・。

ってことで、釣り開始。

今日も濁りが凄い!

 

最初のポイントでルアーチェンジを繰り返し、来ましたね~!

ちょっと小さいけど、元気なファイトを見せてくれました。

 

イトウ 77㎝

その後、バイトが無く、移動を繰り返す。

お昼頃、過去数回入ったが、全く釣れなかったポイントに、今年は必ずと言って良いほど、チャレンジしている。

釣れたことも、追いも無かったけど、何か居そうな感じがする。

最初に選択したルアーに、釣れてくれよと願いを込める。

数投目にバイト。

居ましたね!

先程より、良いサイズ。

元気なファイトで楽しませてくれる。

無事ランディング。

 

イトウ 85㎝

 

実に嬉しい!

また、ポイント移動を繰り返し、あるポイントでバイトしたがフッキングせず...

良いサイズだったのにな~

 

次のポイントでも60クラスだったが、またフッキングしなかった...

 

今年は、フッキングが上手くいかないケースが多く悩んでます...

 

話は変わりますが、車で何時間もかけて釣りに行くのですから、

できれば目的の魚を釣りたいですよね。

釣れなかった理由として、活性が無い・水位が・濁りがとか...

本当は言い訳はしたくない。

どんな状況でも結果を残したいのが本心です。

 

何でもそうだけど、引出しって沢山持っていたい。

そのために、状況・ポイントに合ったルアーやロッドアクションを、何度も試し結果を引き出す。

イコール、魚と出会えなければ答えが出せない。

どんなコンディションでも、状況に合ったポイントの選択と、そのポイントに合ったルアーの選択・ロッドアクション。

それらを、自分に言い聞かせ、日々引出しを増やす努力をしています。

 

最後に、大きな足跡がありました。