Motocompo

2012.01.02

 

相棒、モトコンポ

 

何故、釣りにモトコンポ? と思う人がきっと多いと思う。

 

皆さんもお分かりですが、釣り上がったり・下ったりして、車まで戻るとき、

通常は徒歩で林道や車道を歩き車へ向かう。 その徒歩の時間は半端では無い!

 

例えば、朝5時~15時まで釣り上がったとする。 帰りは林道で2時間~3時間必要とする。

ただでさえ渓流釣りは、滑りやすい石・岩・岩盤により、足の筋肉に堪える。

又、釣り上がりは、水流の影響も受ける。

その疲れきった足で車まで帰る道のりは、とても長く辛い。

これが解決出来れば、快適? な釣りが可能であり、もっと効率の良い釣りが出来る。 と思っていた頃、

雑誌 『North Angier’s』 2006年11月号 「自転車でGo!」 を読んで、『これは良い』 と思った。

 

翌年決意し、車に乗せられる折りたたみ18段切り替えの自転車を購入!

釣り上がって、林道・築堤に出る場所へ自転車を置き、入渓場所へ戻り釣りを開始する。

帰りは、自転車で車へ向かう。 徒歩の時より実に快適で、時間が短縮できた分、一日を有効に使える。

お陰様で、目的が達成出来たが・・・。

 

林道に高低差が無く、平ら・下りで在れば疲れた足も、負担にはならないであろう。

現実は、18段切り替えを使っても登れない坂道が在り、結構辛い。 押し歩くことも有る。

そこで、 『バイクだったらな~』 と思ったことが何度もある。

頭に浮かんだのは、車に積めるコンパクトバイク 「モトコンポ」 である。

しかし、購入を決意するまで数年掛かった。

 

それだけの為に、お金を掛けるのか? 古いバイクなので程度の良いものは高い・・・。等

出来るだけ安く購入する為には、実働品は買えない・・・。

選択したのは、程度が良く泥道でも気を使わないで使用できる、レストア可能なモトコンポ。

 

実は、過去に錆び錆びの動かない 「ホンダ ゴリラ」 を購入し、レストア+改造をした経験が有り、

問題は無いと思っている。

私の過去のモータースポーツ歴を語っても仕方ないのでは有るが、

この期にバイクをレストアするとゆうことが、タイムスリップしたようで、とても楽しみである。

春には、ナンバー取得出来る状態まで仕上げるつもり。

 

今現在分かっている、これからのレストアメニュー

 ①シートの破れ補修

 ②リアブレーキワイヤーの固着


2012.01.05

 

シート破れ補修

 

写真でも分かる通り、2ヶ所破れがあった。

補修剤は 『セメダイン シューズドクターN ブラック』 靴底の減り補修剤。

これを、シートの破れに使用する。

 

破れ部分をマスキングテープで囲い、補修剤を充填する。

そして、附属のヘラを使用し、平らに仕上げる。

24時間後、マスキングテープを剥がす。 と言う工程。

 

写真で分かる通り、とても簡単で、色合いも悪くない。

シートを新品で購入した場合、5,000円程度。

今回使用した補修剤は、ホームセンターで800円前後。

どちらを選ぶかは、完成度の違い。

 

後は、耐久性。(靴底に使用する補修剤なので、問題は無いと思うが・・・)

これについては、シーズン通して使用してみて、結論を出す予定。


2012.01.18

 

リアブレーキワイヤーの固着を直す

 

シートの破れは、他に2ヶ所有り、前回同様に直した。

今回は、リアブレーキワイヤー固着を通常通り、使用出来るようにする事。

 

先ずは、リアブレーキワイヤーを解体し、マジックハンドでクネクネクネと、曲げる。

そうする事により、固着部分が緩む。

その後、クレ556(CRC)を流し込み、汚れ・錆び等を洗い流す。

そして、復旧。

しかし、クレ556程度では動きがスムーズではなかった為、柔らかめのグリースを注入する必要が出てきた・・・。


2012.03.07

 

赤錆を黒錆にする

 

古いだけあって、錆が各所にある。

レストアだと、錆を全て落として塗装するが、

悪路を走行する目的で、その域に達する必要も無く、今以上に錆が進行しなければ良い。

そこで今回は、錆転換剤を使用する。

過去レストア時に、手の入らなく錆が落とせない部分に使用していたことがあり、信頼出来る商品である。

「ホルツ サビチェンジャー」 ホームセンターで800円前後。

いいですよ!

 

前回改善しなかったリアブレーキワイヤーは、 「クレ グリースメイト」 ホームセンターで400円前後。

問題ないレベルまでスムーズになった!

 

次の課題

 ① カウルを止めるボルトに挟めるゴムパッキンの劣化

 ② モトコンポの場合、バッテリーが機能しない状況で使用すると、

   充電電流が強すぎて高電流充電状態になり、電気系統も破損の危険があることが分かり、

   新品のバッテリーの購入が必要


2012.03.09

 

カウル固定用ゴムパッキン製作

 

カウルを外してみると、ボルトに挟まれているはずの、ゴムパッキンが無かったり、

劣化して、固くなっていたり等、再使用出来る状態では無かった。

 

そこで、今回はゴムパッキンを製作することに。

 

材料は、2㎜厚ゴム(ホームセンターで約350円/mを0.5m購入)

ボルトの径に合わせて穴を空けるための木工用キリ(ホームセンターで約750円)を

プロクソンの卓上ボール盤にセット。

綺麗に穴が開き、外周は爪切りやハサミで十分に切ることが出来る。

 

キリ代がかかったが、今後も作れる為、新品のゴムパッキンを買った方が良かったかは、

皆様の考え方次第。

ちなみに、ゴムパッキンはヤフーオークションにて880円で売っている。(振込手数料・送料別)


2012.03.15

 

新品バッテリーに交換

 

モトコンポのバッテリー(6V)は、通常のバイクと違いレギュレーターの役目もしている為、

バッテリーが弱っていたり、機能していない状態でエンジンをかけると、

ヘッドライトやテールランプの球が、切れてしまうそう。(最大25Vまで上昇するそう)

 

純正のバッテリーは既に生産中止で、ネットで同じタイプの製品を調達しました。(送料込みで2500円)

ラジコン用のバッテリー(7.2V)を代用している例もあるが、今回は純正タイプをセレクト。

 

バッテリーをセットし、キーを回して動作確認。

ウインカーは点灯するが点滅しない。 テールランプは点灯。 ヘッドライトは・・・。点灯しない~~。

ヘッドライトの球を確認するも、切れている様子がない・・・。

テスターで計ると、微弱ではあるが通電している。 単なる充電不足か?

エンジンをかけるまで様子見。